地紅茶のこれから

「第16回 全国地紅茶サミットinみなまた」の世話人会代表代表挨拶にて、地紅茶サミット世話人会は地紅茶のこれからについて、3つの実現したいことを発表いたしました。

 

 

  • ロンドン地紅茶サミットの開催
  • ユネスコの無形文化遺産への国産紅茶の登録
  • 地紅茶学会の発足

 

当会代表の藤原一輝が述べた挨拶の一部は以下の通り。

 

 

地紅茶はこれからです。まだまだ知られていません。

全ての日本人に地紅茶を飲んでもらえるように、情報発信をすることが大切です。

まずは買ってもらって飲んでもらわないといけません。

そのためには、品質を高めて美味しい紅茶づくりを目指すことが大切ですが、何より圧倒的な情報戦略が必要だと思っています。    

 

これから実現していきたい3つのことがあります。

1つは、ロンドン地紅茶サミットの開催です。最近、友人が英国のスコットランドに行った時に知った話しですが、

スコットランドで9人の農家が実生からお茶の木を育てていると聞きました。

英国産の紅茶というとコーンウォールのトレゴスナン紅茶が有名ですが、将来スコットランド産の紅茶が誕生しそうです。

スコットランドでも、地域の紅茶で地域活性化を目指しているのです。

英国といえば、植民地で紅茶を生産し世界中に広めた国ですが、その英国で紅茶生産が広がると思うと大変楽しいと思いませんか。

地紅茶は世界中にあります。近い将来、英国の農家の方と一緒にロンドンで地紅茶サミットを開けたらと思います。

 

2つ目は、国産紅茶をユネスコの無形文化遺産へ登録することです。

明治から昭和にかけて、国産紅茶は明治日本の近代化を支えました。

ご存知のように、2014年に富岡製糸場と絹産業遺産群がユネスコの世界遺産に登録されています。

絹産業が明治日本の近代化を支えたことが選定理由なら、国産紅茶も文化遺産に登録されなければいけません。

日本だけでなく、全世界に情報発信しなければいけません。

そのためには、全国の紅茶産地が一緒になって登録を推進する必要があります。

皆さん、わくわくしませんか。もし実現に向けて進んだら社会が関心を持ってくれると思います。

あっという間に、皆さんの地紅茶は全国民に知られることになるはずです。

 

3つ目は、地紅茶学会を発足することです。

紅茶やお茶について様々なテーマで研究がされています。その内容を発表してもらい、情報を共有する場が必要だと思います。

現在も、大学の先生や大学生、研究機関や施設の研究者、一般の専門家から多くの論文や学説が発表されています。

紅茶生産に関するもの、お茶や紅茶の文化論、地域活性化論やデザイン論など多岐にわたります。

これらを広く世に問うとともに保存し保管することが重要になると思います。

世話人会では、来年に地紅茶学会の設立に向けた準備会を開きたいと思っています。ぜひ、関心のある方はご参加ください。    

 

 

これら実現には、多くの方が協力し合い、邁進することが大切だと考えています。

皆様のご協力をお待ちしております。